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なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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NYC最終日

 明日の朝にはマサチューセッツへ発つので、実質的にNYC最終日ということになる。体調も少しよくなり、体力気力ともに復活してきた。天気もいい。で、この日はやり残したことをめいっぱい詰めこんでみた。

 9時にホテルを出て、地下鉄でまっすぐブルックリンのHigh St駅へ向かう。そこからマンハッタンに戻る形でブルックリンブリッジを歩いて渡る予定。ブルックリンブリッジは三度目になるけれど、大好きな場所のひとつなので、やっぱり今回も行っておきたいと思って。渡ったら戻ってこなくちゃならないから、往復するより負担が少ないかなーと、はじめてブルックリンサイドから渡るコースを選んだ。

 ブルックリンはマンハッタン(北部を除く)に比べると治安が悪いため、わずか一駅とはいえ、イーストリバーを越える時点で要注意だ。実際、地下鉄でも観光客らしき人はひとつ手前のFulton St駅でみんな降りてしまい、そこからは乗客の種類ががらりと変わった気がした。地上に出てからは脇目も振らずブルックリンブリッジへ上がる階段を探した。野生の勘とでもいうのか(笑)、このへんだろうと思った辺りに運よく入口を見つけ、無事橋の上へ。

20120329_Brooklyn Bridge 1_convert【ブルックリンブリッジ】

 感無量。相変わらずの絶景、相変わらずの規模(長くて広くてデカい!)、相変わらずのカッコよさ。高層ビルだらけのNYにありながら急に視界が開けるので、空と雲がぐっと近くなり、眼下にイーストリバー、その向うにビル群が広がるという、まさに空中遊歩のような感覚。木製の歩道も、幾重にも連なった太いワイヤーも、ゴシック風の石造りの塔も、変わっていなくて本当に嬉しい。平行して架かるマンハッタンブリッジもまたカッコいい。

20120329_Brooklyn Bridge 220120329_Manhattan Bridge_convert【ブルックリンブリッジの石塔と右手を平行するマンハッタンブリッジ】

 上機嫌で鼻歌を歌いながら、25分ほどかけて橋を渡る。歩道の中央に白線が引かれていて、左側は歩行者、右側は自転車とはっきり区別されている。実際のところ、自転車の往来はけっこう激しい。いいなー! 自転車で渡ったら気持ちいいだろうなー! ちなみに車道は歩道の下を左右に分かれて走っているので、排気ガスや騒音もそれほど気にならない。景色といい高さといい、歩行者が最優先って感じで気分いい(笑)。

 マンハッタンに戻ったあとはCity Hall駅から再び地下鉄に乗り、今度はワシントンスクエアを目指す。こちらは今回がはじめての訪問となる。映画なんかでよく見るよね。パリの凱旋門に似た白石のワシントンアーチが有名な公園。地下鉄の出口を間違えてしまい、6番街を認識しつつも一瞬方角を見失う。が、これまた野生の勘でなんとか到着。それほど広くはないものの、噴水と木々と芝生とベンチがいっぱいあるかわいらしい公園だった。きれいな色のチューリップが咲いていて、街なかのオアシス的な雰囲気が何ともいえず素敵。

20120329_Washington Square_convert【ワシントンスクエア】

 昼ごはんをどうしようかと考えて、最近まともなものを食べていなかったので、ここらでがっつり栄養補給しておこうと、ガイドブックに載っていた日本そばのお店に行ってみることにした。まあ、そばが栄養補給になるかどうかは別として(苦笑)。

 そんなわけでさらに地下鉄を利用してアップタウンへ戻る。5番街と53ストリートの辺り。わお、一等地だ。これは高くつくぞ。承知の上で乗りこみ、熱々のてんぷらそばとお稲荷さんをいただく。お味は……そうね、つゆが濃くて、かなりアメリカン仕様だなと。サービス料(チップ)と税金込みで$33! わ、たっかいランチ!(苦笑)

 夕食用に何かテイクアウトできるものはないかと訊ねたら、味が落ちるのでお勧めしないと言われ、代わりに日本の食品やお弁当が買えるお店が密集しているエリアを教えてくれた。現地のことは現地の人に訊け、だね。頭が下がりました。店員さんはほとんどがNY在住の奥さま方で、終始日本語での会話が可能だった。こちらへ来てから日本語を喋ったのははじめてかな。いや、違うな。自由の女神を見にいった帰りのフェリーの中で、日本語で書かれたガイドブックを一生懸命読んでいる女の子がいて声をかけたっけ。

 彼女はほかの州の大学に通う留学生で、NYCへはひとりで観光に来たそう。翌朝、まだ暗いうちに空港へ向かわなければならないと言っていたけど、無事に帰れたかな。最近の若者はあまり海外に興味を示さないそうで、留学する学生もだいぶ減っていると聞いていたので、ちょっと嬉しい出会いだった。それはともかく、おそば屋さんの店員さんたちには大変親切にしていただきました。ありがとうございます。

20120329_MoMA_convert.jpg【NY近代美術館(MoMA)の中庭】

 昼食後はじき近くのNY近代美術館、通称MoMAへ。建物の写真を撮るのを忘れてしまったけれど、6階建ての近代的なビルで、巨大モネやピカソをはじめとする絵画から、彫刻、ポップアート、建築、デザイン、模型、ドローイング、写真、映像と盛りだくさん。抽象画の鮮やかな色使いが印象的で、今回は迷わずカメラを構えた。モダンアートは見ていて楽しい。意味不明なものも何気にいっぱいあって、芸術って何でもありだなーと(笑)。そこがまた面白いんだけどね。

20120329_Monet_convert.jpg【モネの睡蓮】

 2時間ほどMoMAで過ごし、そのあとはセントパトリック大聖堂へ向かう。もともと教会は好きで、凝った装飾やパイプオルガンの荘厳な響きや美しいステンドグラスにはいつもうっとりしてしまうのだけれど、さすがセントパトリック大聖堂、素晴らしかった! 大きな柱と精巧な細工、窓を彩るステンドグラスのひとつひとつにいちいち圧倒され、思わずひれ伏してしまいたくなる。無数に並ぶ木製のベンチのひとつに腰を降ろしたら、もう何時間でも厳粛な心持ちで座っていられそうだ。

20120329_St Patricks Cathedral 1_convert20120329_St Patricks Cathedral 2_convert【セントパトリック大聖堂】

 こちらもすっかり観光名所化していて、出入りは自由だし、写真撮影も可。但し、相当暗いので、三脚なしできれいな写真を撮るのは至難の業だ。ついでに言えば、観光気分で写真を撮りまくるのが憚られる雰囲気もあるにはある。日本からのこのこやって来た無神論者の観光客(私のこと)が、通路をうろうろしながら興味本位で教会内を見てまわる中、膝をつき、頭を垂れ、真剣に祈っている方々がいるんだもの、なんだかもう申し訳なくて。

 ロックフェラーセンターの前を素通りし(苦笑)、そこからさらに8ブロック南に歩いて(この区間の5番街には地下鉄の駅がない・泣)NY公共図書館まで戻ってくる。図書館の前の道を少し入ったところが、例の日本食品街だと聞いたからだ。本当だ、いっぱいある! 食材はもとより、ベーカリーやお弁当屋さんでできあいのものも買える。ぶっちゃけあまりおいしそうには見えなかったものの(苦笑)、この際贅沢は言わない。牛丼と朝食用のパン(ソーセージロールとピーナッツバターパン)を買って帰途につく。

20120329_Top of the Rock_convert【ロックフェラーセンターのトップ・オブ・ザ・ロック】

 ここまで来れば、一応ホテルも徒歩圏内だ。といっても、ゆうに5ブロックはある。しかも横に。できれば地下鉄に頼りたいところだが、このへんは適当なラインがないのが困りもの。次回があるなら、そのときは路線バスにも乗れるようにしなきゃだなぁ。図書館前の階段でひと休みし、覚悟を決めて歩きだす。ホテルの向かいのドラッグストアで、ミネラルウォーターを調達するのも忘れない。ホテルで買うと高いからね。

 これだけいろいろ回っても、16時にはホテルに着いていた。マンハッタンって、なんだかんだ小さな島なんだよなーと、しみじみ思った。夕飯の牛丼は、ごはんがぽろぽろで日本と同じというわけにはいかなかったけれど、相対的に見てまあまあでした。今日はいっぱい歩いて疲れたなー。でも、すごく楽しかった。

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