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なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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ふた月

 62日目。完全禁煙してから、ちょうどふた月です。ようやく、というべきか。保険適用期間が過ぎたので、治療の方はひとまず終了。あとは自力で頑張って、ということなのかな。先日、最後の禁煙外来で修了証と表彰状をもらってきました。

 最終日に測定した呼気中の一酸化炭素濃度は、なんとゼロppm。感じの悪い例の女医さんも、このときばかりは「おーッ!」と拍手をして喜んでくれました。が、「やればできるっていう自信になったでしょ」とかいう余計なひと言はいらないから。

 表彰状がまたすごかった。勇気ある選択とたゆまぬ努力で~とか、あなたとあなたの周りの人々の健康と幸福を祝して~とか。いやあ、よく考えるよね、日本禁煙科学会。こんな美辞麗句、逆に嫌味だろうと思う編集者はいなかったのかしら。まあ、なんだかんだ言いつつ、ちゃんととっておいているわけですが、記念にと。

 実際のところ、すごく頑張ったとか本気で努力したとかいう感覚はあまりなくて、思っていたよりもだいぶ楽に禁煙できた気がしている。吸いたいのをそこまで我慢した記憶がない、という意味では。吸いたきゃ吸えばいいくらいの気持ちで、徐々に本数を減らしていったのがよかったのかも知れない。手持ちの煙草がなくなったときには3日に一本とかになっていたから、宣言どおり、以降は本当に買わなかったし。

 もちろん自分の力だけでどうにかできたなんて思っていない。副作用に苦しめられたとはいえ、内服薬のチャンピックスも外用薬のニコチンパッチも、とっかかりとしては充分すぎるほどのサポートになったし、あれがなかったらやっぱり無理だったろうと思う。薬ってすごいよね。反面、つくづく恐ろしいなーとも。

 実はあのあと、ニコチンパッチの別の副作用にやられて、ひと月くらいかな、ひどく不調だった。あまりに体調が悪くて、どちらにしても煙草どころじゃなかったというか、禁煙って何?状態。最後にはもう、何と闘っているんだかわからなくなって、ひたすら耐えて耐えて耐えまくった。おかげで4キロ痩せました。太る心配なんて、する必要もなかった。

 要するに、禁煙より禁煙補助薬の副作用の方がよほどツラかったというお話。大変だった。痛いのは嫌ですね。それから、顔もやめてほしい。体調不良に伴い、顔じゅう十数か所にいきなり吹き出物ができたときには、人間やめたくなりました。あれはそう、精神的なダメージが大きかった。

 今はもうニコチンパッチは使っていなくて、ニコチンフリーです。いや、血中からニコチンが抜けるまで一年ほどかかるというから、そうともいえないのかな。でもまあ、補給はしていないので、日々減っていってるはず。最近は食後でさえ煙草のことを思いださなくなり、吸いたいと感じる機会もめっきり減ったのだけれど、唯一の例外が、書きものをしているとき。

 メール、ブログ、訳文、小説など、書きもの全般がだめです。文章を考えていると、ちょっと休憩と、無意識に席を立っている。で、「あれ、私はどこに何をしにいこうとしているんだ?」と自問するわけです。煙草を吸いにいこうと、空気清浄機のある別室の窓際(喫煙時の定位置)へ向かっているのだと気づくのは数秒後。このときばかりは、本当に、すごくすごく吸いたいと思う。

 禁煙するにあたり、これがいちばんのネックになるだろうと予想はしていた。挫折するならきっとここだろうなと。しかも、書きものは私の生活の大半を占めている。頻度からいっても、かなり危険なウィークポイントだ。不思議よね。ほかのことをしているときは、吸いたいと思わなくなったぶん集中力が増したのに、こと書きものに関しては逆に集中できなくなった。困ったな。

 だからといって、書かずにいられるわけもなく。まあ、ブログや小説は書かなくても死にやしないし、幸い多趣味なので、暇さえあれば書いているというほど暇じゃない。でも、翻訳はどうするよ? 実は今、ちょっとした目論見でCONSORT声明というのをまとめようとしているのだけれど、これがまた遅々として進まず前途多難。

 あーあ。禁煙しても別にいいことないなー。とか言ってみたりして。スモーカー人生に、どこまでも未練たらたらなのでした……。

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