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なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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能ない鷹は爪を飾る

 サボりすぎました。生きてますのでご心配なく。

 ひと月ぶりにペディキュアを落としました。さすがにもうサンダルは履いていないので、夏の名残りというか、いやーもうすっかり秋ですね(←脈絡不明)。それにしても、ひと月も放置って、どんだけ怠惰なんだろう。あ、ペディキュアの話です。ブログじゃなくて。

 怠惰ついでにぶっちゃけると、夏の間はいちいち落とさず重ね塗りとか、めちゃくちゃ邪道なことをしていました。ラメが立体的、というか実際に立体で、素人塗りでもけっこう素敵に見える海外ものが一本あるんだけど、これがまた嘘みたいに落ちにくくて。拭きとるいうより、削りとるようなレベル。

 で、立体だけにどうせ境目もわからないし、時間とリムーバーの節約とばかりに、ありえない上塗りを繰りかえしていたわけです。女子力低すぎですね。まあ、足はそれでいいにしても、手はそういうわけにもいかないので、週一できちんとマニキュアを塗りなおしてます。しかも三度塗り。けっこう面倒。

 この間知人と飲みにいったとき、「それ、ネイルサロンでやってもらってるの?」と訊かれました。いやいやいや、まさか。私がそんな無駄なことに金を使うわけがな……じゃなくて、そのようにお金をかけるほどの素材じゃございませんことよ。おほほ。

 ちなみに、その知人はサロン通いをしていて、非の打ちどころがないくらいきれいなジェルネイルを施されていました。彼女の質問の真意はすぐに察した。要するに、サロンでやってもらったにしてはひどい出来だけど、自分でやったのならちょっとすごくない?ということかなと。間接的に褒められたと思っておこう(曲解)。

 ほんの数年前まで、俗にいうネイルアートというやつが好きじゃなかった。むかし、ちょうどアメリカにいた頃、向こうの若い子たちの間で流行りだして(いや、私も若かったけど)、はじめて見たときは、「何それ、すごーい! ツメじゃないみたい!」と感心はしたけれど、そのいかにも家事をしなさそうな手が逆にカッコ悪いと思った。

 日本で流行りだしたときもそれは変わらなくて、そんな爪じゃ米もとげないだろうに、と思っていた。ついでに、ペンも持ちにくそうだし、タイピングもしにくそう=仕事の能率が下がりそうだなと。基本的に私はちゃらちゃらしたお洒落が嫌いで、というより、そういうのはお洒落だとは思っていなくて、冷ややかーに眺めていたクチだ。

 それが一年ほど前、状況と心境にちょっとした変化があった。上記のような経緯もあるし、さすがにサロン通いまではしないけれど、最近は素人マニキュアと若干の装飾は欠かさないようにしている。というのはですね、出るんですよ、爪には。いえ、お化けじゃなくてね。加齢と体調不良の遍歴が。縦線と横線を駆使して。

 それまでの私は、気が向いたときにたまーに爪を磨いたり、気まぐれでマニキュアを塗ったりする程度で、たいていはヌードネイルで過ごしていた。むかしから爪だけは大きくて立派で、適度に伸ばして形を整えれば、とくに何もしなくてもわりときれいに見えたもんです。

 そういえば、高校時代にふざけて真っ赤なマニキュアをしていったら、つけ爪なんてまだあまり一般的じゃない時代だったにも関わらず、同級生らに「それ、本当に自分の爪?」と訊かれ、そうだと言ってもなかなか信じてもらえなかったっけ。

 また、留学時代には、とあるアメリカ人男性に、「きれいな爪だね」と面と向かって褒められたことも。「いやあ、それほどでも。実は右手の中指の爪は、ペンダコで変形して直角に曲がっているのよ」と実物を見せようとして、気がつけば彼に向って中指を立てていた(汗)。

 それもこれも、今は遠いむかし。去年、L'Arcのライブに行ったとき、いきなり気づかされた。国立競技場のあのけっこうな段差の座席で、前の席の女の子の手が、終始私の目の前で揺れていた。ネイルアートもマニキュアもしていないその爪が、あまりに瑞々しくてきれいで、反対に自分の爪がひどくくたびれて見えて、思わず手を隠した。

 以前、知り合いが「マニキュアをしないのは、口紅をしないで人前に出るのと同じだ」と言っていた。そのとき私は、「それは違うでしょう」と反論した。そもそも、メイクを女性の身だしなみだと考えること自体がおかしい、と私は思っている。社会人である以上、仕方がないと思う部分も多少はありつつ、仮にすっぴんでも、文句を言われる筋合いなんてない、というのが私の持論だ。

 そうは言っても、自分はすっぴんじゃ出歩かないし、出歩こうとも思わない。ナチュラルメイクを心がけつつ、社会人になったその日から、ノーメイクはありえないと思っているのも事実。そのちょっと矛盾した、いわゆるジレンマに、最近になって手指の爪マターが加わったと、つまりはそういうことなのかな。年齢も体調も、隠したいお年頃ってことで。

 飾って隠すなんて、なんだかシャクだな。でもほかにどうすればいいのかわからない。こういうとき、そんなことまで気にかけなきゃならない女って損だなーと思う。誰が気にしなくても、自分が気になるのは止めようがないし。女性のいちばんの敵は、やっぱり加齢なんだね。切ないわ(泣)。

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