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なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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美しく舞う

 しつこくVAMPSの話です。

「Interview with VAMPIRES」のVol.01をさっそく聴きました。ええと、なんだっけ。ヴァンパイアによるヴァンパイアのための情報番組? 世界のヴァンパイアたちに役立つ情報を発信していこうというウエブラジオ、だそうです。Vol.00といい、相変わらずくだらなくて笑っちゃった。ホント、下ネタばっかりだな(苦笑)。

 新曲「VAMPIRE'S LOVE」のMVの制作秘話(?)などもありつつ、この話のどのへんが世界のヴァンパイアの役に立つのかと思いきや、人間との叶わぬ恋、「ああ、あるある。俺にもそんな時代があったよ~」と共感してもらえればよいそうで。「あ、じゃあ、よくある話なんですね」と司会者に突っ込まれたときには大爆笑。ベタなストーリーだと、自分でバラしてどうする!(笑)

 そう、ベタなんですよ。人間だった頃、とても愛した女性がいて、でも病気で死んでしまって。彼女の墓にすがりながら、長い長い間、きっと神を恨み呪いながら生きてきたのでしょうね。あるいは、悪魔と契約を交わしたのかも知れない。やがて彼はヴァンパイアになり、人間を食い殺しながら生きながらえる。

 ときは流れ、運命のいたずらか、死んだ恋人に生き写しの女性と出会う。生まれ変わりと信じてか、彼は再び恋に落ちる。しかし、女性が愛したのは別の人間の男性だった。それでも彼女を見守りつづけ、あるとき、車に撥ねられそうになった彼女を助けようと、自ら陽の光のなかへ身を投げだす。

 ね、ベタでしょ。ぶっちゃけ、ヴァンパイアの恋といえば、もうそれしかないじゃないというくらいの王道中の王道。誰やねん、今さらこんなベタな話考えたんは? と思ったら、発案はHYDEさんだそうで、しかも「めちゃくちゃ考えた」とか言ってます(汗)。ええと……まあ、王道だけどいい話よね。MVとなると、話どうこうより映像や見せかたに個性が表れるし、うん、よく撮れていたと思います。え、監督は別の人? でも彼の演技も上々だったし。まあ、小説家になるのは諦めたほうがいいと思うけど(笑)。

 ちなみにこのMV、おいしいところは全部K.A.Zくんに持っていかれています。だって、どう考えてもK.A.Zくんがいちばんカッコいい。あの撮りかたもまた王道といえば王道ですね。人混み、その隅っこで人知れず顔をあげる人物、舞いあがる傘と足のカット、ふわりとはためくコートの裾、視界を遮る見知らぬ人の背中、そして、カメラがトラックするとふたりの姿が消えているという、漫画の一連のコマのようにも思える10秒弱の映像。こういうシーンではお約束みたいなものだ。

 それがこんなに印象的で素敵に見えるのは、K.A.Zくんの動き、そのシルエットのせいかも。前にHYDEも言っていたけれど、K.A.Zくんは立ち姿とか所作がいちいち優雅できれいで、例えば輪郭だけをなぞったら、紡木たくが描く男性のシルエットになる気がする。といって、この例えがわかる人がどれだけいるかしら。というか、いたら逆に驚くわ(苦笑)。

 紡木たくというのは80年代半ばから90年代頭に活躍した少女漫画家で、詩のように行間を読まなければならない場面展開と、遠景を描いたコマが多いのが特徴といえば特徴なのだけれど、そこまで遠景じゃない場合でも、人物の体をシルエットのみで表現することが多かった。そのシルエット、とくに男性のシルエットが、なんとなくカッコよくて好きでした。まあ、当時の学園ものといえば、男の子はだいたいボンタンなんだけど(笑)、斜め45度の角度とか、肩の下がり具合とか、画的に、そして視覚的にきれいだなーと思っていて。

 どうでもいい話になりましたが、とにかく、K.A.Zくんは立ち居振る舞いが美しいということで。MVはもちろん、なんの映像を見ていても、私の目はいつもついついHYDEばかりを追いかけてしまうのだけれど、動きがきれいな男性は、字のきれいな男性と並んで素敵だなーとよく思います。おまけに彼はけっこう寡黙。そういうところも素敵。

 はじめは、今回のMVは完全にHYDEが主役なので、HYDEのそばでただギターをつま弾いているK.A.Zくんの存在は、物語的にかなり浮くのでは?と思っていた。実際には存在しない、別次元の妖精さんにでもしないと無理があるんじゃないかと。でも、最後にあのシーンが用意されているなら、なんかもう全部アリかなという気になった。ちなみに、このラストシーンを「同人誌みたいな展開」と評した人もいる。だから、そもそもベタなんだってば(笑)。

 と、こんなにしつこくVAMPSを語っておきながら、最近の私は実はL'Arcモードだったりする。頭のなかを駆けめぐっている楽曲は、「ALL YEAR AROUND FALLING IN LOVE」だ。この歌、何気に難しいのね。♪風を集めて♪の「あ」の音がとれず、そのあとの「つめて」でどうしても音程を外してしまう。むむ、悔しいぞ。と思ったら、作曲はhydeだった。ああ、やっぱりなー。ミュージシャンで正解よね。
 
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