licoのわらえば

なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 スポンサー広告

ファースト・インプレッション

 明るい話題を。ええと、明るい話題、明るい話題……(汗)。

 昨日、4年ぶりのニューアルバム『Bloodsuckers』が、発売日より一日早く手もとに届きました。で、昨夜から曲順どおりにリピート再生中です。0時を過ぎたらプチリリで歌詞も表示されて、すごいなーと。プチリリ、数年前から使っているんですが、便利です。歌好きにはたまらない。

 一応説明しておくと、iTunesやXアプリと連動して、再生中の曲の歌詞をPC画面上に自動表示してくれる無料ソフトです。どうしてそんなことが可能なの? と、不思議でたまらない私は明らかに旧人類。きっと常時通信していて、その間にいっぱい情報を抜きとられているんだろうな、とか思いつつ(いや、笑いごとじゃないから)、世界が変わりました。重宝しています。

 提供元のSync Power社は、一度問い合わせをしたことがあるんですが、対応が早くて、とても丁寧で、好感が持てました。ちなみに、Media Goはプチリリには対応していなくて、独自の歌詞表示機能があるみたい。私のウォークマンは旧型なので、まだ使ったことないんだけど。

 閑話休題。

 4年ぶりのアルバムってすごいよね。ご本人もウエブラジオで、「中学にあがった子が卒業して高校生になっちゃうくらいの期間」って3回くらい言ってましたが(笑)、本当ですよ。この歳になると4年なんてあっという間だけど、もしも自分が10代だったら、と考えると、案外笑えないかも。

 だって、思春期の只中に大好きになったミュージシャンのアルバムが、中学や高校の3年間のうちに1枚も出ないんだよ? 新曲もほとんど聴けず、既存のアルバムから同じ曲ばかりを延々聴いていなくちゃならないんだよ? しかも、既存のアルバム、たった2枚って! ありえない。淋しくて泣くわ。

 そういう意味でも、確かに、待望のニューアルバムなんです。が、例によって、カタカナで「チョーテキトー」って感じの、よくわからないテンションのHYDEさんは(笑)、「めちゃくちゃ頑張って作ったから、もったいなくて誰にも聴かせたくない。だから聴かないで」とか言ってます。……いや、普通に「聴いてください」って言ったらいいのに、なんでわざわざそう混ぜっかえすかな(苦笑)。

 して、ニューアルバムはどうだったかといえば。まだそこまで聴きこんでいないので、あくまでファースト・インプレッションですが、ちょっと雰囲気違うよね、これまでと。あんまりロックっぽくない。ヘビーじゃないし、ハードじゃないし、ダーティーじゃない。耳障りがよくて、だいぶ聴きやすい感じ。好きか嫌いかといえば、好き。本音をいえば、私の好みに、より傾いた。

 1曲目の『Reincarnation』なんて、ヒーリングミュージックかと思っちゃった。清流が目に浮かびました。スピード感溢れる空撮で、水の流れや森の広がりを追っていくような感じの映像とか。ハイドレス(歌なしの意)ですが、お気に入りです。もともとピアノ曲には目がなくて。X Japanの『Es Durのピアノ線』とかね(古ッ!)。

 2曲目の『Zero』がまた、ものすごく、っぽくなくて。新境地? なんとなくスーパーカーを連想しました。いえ、車じゃなくて、ミュージシャンのほう。♪夢際のラストボーイ 永遠なる無限♪の。ああいうジャンルはなんていうんだっけ。テクノ? オルタナティブ? エレポップ? そこまで極端ではないのだけれど、まあ、デジタル音がだいぶ前面に出ている感じでしょうか。

 基本的に私は、テクノ系やコンピュータ音が苦手です。仕事でその手のドキュメンタリーの編集についたことがあるんですが、頭痛がしてきて、気分が悪くなってしまった。すると、やっぱりテクノとはだいぶ違うのかな。この曲はすごい好き。13曲目の『Inside Myself』とならんで、今のところ、一押しです。印象としては、シングルの『GET AWAY』や『REPLAY』に通じるものがあるような。

 耳に吸いつくのはやはりサビで、とくに、1回目の♪When they cross, just where do you belong?♪のところのメロディが素敵。HYDEの声にも広がりがあって、思わずきゅんとしちゃいます。残念ながら、サビは1回しかなくて、もっと聴きたいのに、まさか出し惜しみ? それと、私は「Z」の発音が苦手なので、サビ頭の「zero」が悩ましい。

 3曲目の『Lips』は、これはきっちりロックですね。何気にB'zっぽいかも。ということは、70~80年代の洋楽っぽいってことかな。♪I don't like it♪や♪Give in? No, no, no♪のところとか。♪I グーグーグー♪と♪ガーガーガーガーガー……♪は何を言いたいんだ?(笑)

 5曲目の『Evil』は、このアルバムの中では、いちばんVAMPSっぽい気がした。というよりHYDEっぽい? 実はK.A.Zくんの曲というのがちょっと意外。

 6曲目の『Ghost』も好きです。ポップスとロックの間みたいなバラード、って言っていいのかな。サビの♪'cause I won't let go♪の部分のメロディが、むかしよく聴いていた何かの曲のイメージと重なるのだけれど、なんだろう、思いだせそうで思いだせず、掴めそうで掴めない。

 8曲目の『Damned』は、センテンスやフレーズというよりは、単語の並びがおもしろい。曲調は、これまたHYDEらしいというか。Bメロが気になる。今はまだちょっとよくわからないけれど、聴けば聴くほど、味が出る曲かも。ほかのファンの方々は、これがいちばんVAMPSらしいと言っていました。そうかな。

 アルバム表題曲、11曲目の『Bloodsuckers』は、うーん……うーん……コメントしようがない(汗)。短い曲です。♪Ready, go! Woah~!♪は、ちょっとおもしろい。

 13曲目の『Inside Myself』は、普通にいい曲です。HYDEっぽいバラード。いや、ハゲバラ(激しいバラード)? すっごいピンポイントで、サビ前の「there」という単語を、前の詞からちょっと間をあけて、吐きだすように言う歌い方が好きです。曲は、ソロ曲の『I CAN FEEL』に似ているような。よく思うのは、私ってHYDEの書くバラードは、基本的になんでも好きだよねってこと。ソロワークスの『ROENTGEN』とか、全曲好きだし。そんなアルバム、ほかにないもの。

 シングルカットされた曲は全部で5曲と、やや多めですが、アルバムに入っていると、また少し違った印象で聴くことができます。『AHEAD』は、いっとき聴きすぎて飽きていたのだけれど、改めて聴いても、「なんかカッコいい、懐かしいロック」って感じ。しょっちゅう怒っていた時期、それでも、今よりはだいぶマシだった一年半前を思いだします。

 8月に出た『GET AWAY』は、実はかなり好きだったり。私にとってのVAMPSいちばんソング、『TIME GOES BY』や『EVANESCENT』の立場が危うくなるほどに。どうかな、一時的な熱で、そのうち飽きるかも知れないけど。でも、なんというか、イントロでときめく。音が増えるところで、とくに。

 最新シングルの『VAMPIRE'S LOVE』も、もちろん好きです。が、アルバムに収録されているのは日本語バージョンなのね。私は断然英語バージョン派です。日本語バージョンのほうが先に作られたらしいんだけど、なぜか日本語の詞が不自然な気がしてしまって。まるで、英詞を無理やり訳して、無理やりメロディに載っけたかのよう。最初に英語バージョンを聴いたから、というのもあるでしょうが、たぶん、VAMPSの曲自体が、今はもう英詞向きなんじゃないかと。

 今回のアルバムでは、13曲中9曲が全編英語詞の曲でした。なんとな~く、洋楽アルバムのような様相を呈してきたよね。英語の正誤と発音は、まだちょっと置いといて(失礼!)。ちなみに私は、歌詞カードに併記されている対訳(?)はほとんど見ない。たいていがっかりするので。日本語詞が悪いということではなくて、英詞を見て抱いたイメージのほうが好きだから。私が受けた印象は、こういうニュアンスじゃないんだけどな、なんて思ってしまう。要するに主観優先(笑)。

 英語の正誤といえば、『VAMPIRE'S LOVE』の先行配信時に参照した歌詞は、やはり公式ではなかったようで、発売後に数か所ほど修正されました。もともとは、どこかの親切な方がご自分で聞きとってアップしたものらしくて(すごいよね。あれだけ聞きとれれば充分だと思う)、ご自身のサイトでは、その旨注意書きもされていたようなのですが、いやあ、大変な速さで広がるものなのね、そういう大事な情報を落としたまま。ネットって怖いな、と改めて思いました。

 と、ここまでざっと(?)レビューをしてきて、なんかちょっと、ヤなことに気づいてしまった。このニューアルバム、確かに今までの彼らのアルバムとは色が違っていて、ご本人らも、ニコ生だったかな、でそうコメントしていたのだけれど、路線変更かと思っちゃうほどの変化が見られるのは、実はK.A.Zくんが作曲した曲ばかりのような気が。

 HYDEの作った曲は、相変わらずどこかHYDEっぽいし、わりとこれまでの路線を守っている感じで、ブレがない。彼がよく言う、彼の望む「ロック」の姿が、ちゃんとそこにある。……大丈夫かな。ふたりの間に、音楽性や方向性の違いが出てきた、とかいう話にならないよね? 揉めないよね? 決裂しないよね?

 ともあれ、総体的に見て、ニューアルバム『Bloodsuckers』は、おもしろそうなアルバムでした。まだなんともいえないけど、お気に入りの1枚になりそう。反面、ファーストアルバムの荒削りなロックっぽさが、すでに懐かしかったり。そうか、ちょっと洗練されすぎてるのかな。

 まあ、これからじっくり聴きこんでいきます。長くなりましたが、まずは素人なりのファースト・インプレッションでした。

関連記事
スポンサーサイト

 音楽

- 0 Comments

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。