licoのわらえば

なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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『BLOODSUCKERS』のその後

 そろそろ脱ブラサカです。巷ではどんな評価なのかなーと、ほかの方々の感想を見てみたら、「Lipsカッコいい」とか「Damnedにやられた」とか、皆さん実にシンプルで、私みたいにくどくど語っている人は、ゼロとはいわないけれど、あまりいなかった。そして、長々語る人ほど胡散臭いっていうね。もちろん、自分も含めて(笑)。

 トータルで見ると、VAMPSっぽい比較的ハードな曲調の『Lips』『Evil』『Damned』『Bloodsuckers』あたりが人気なようです。すると私はへそ曲がりの部類に入るのかな、上記の楽曲も嫌いじゃないけど、好みとしては真逆かも。まあ、知ってたけど。いえ、へそ曲がりなことではなくて、自分のVAMPSの好みが偏っていることね。実は、HYDEのいうダーティーなロックより、クリーンなロックのほうが好きだ。なら、そもそもVAMPSは向いてないよね、というお話になっちゃうんだけど、上述のとおり、ハードなやつも嫌いじゃない。

 いずれにせよ、あれからけっこう聴きこんだので、それぞれの楽曲に対する愛は深まった、はず。でも理解は深まらない。というか、私は音楽を聴いて、その裏の裏を読んだり、真の意味やら何やらを小難しく考えるタイプの人間じゃない。そういう理屈は、博識な人に任せます。要は好きか嫌いか、あとはそう、どこがどう好きかってことくらいで、作者の意図なんて本当はどうでもよくて、自分が曲を聴いて抱いたイメージと湧きあがった感情がすべてだと思っている。

 そういう意味で、ダーティーなロックにはなかなか感情移入しづらいというか、せいぜいノリがいいから好きとか、気分があがるからとか、特定のメロディがやたらに耳に残るからとか、そんな感じでしょうか。聴く姿勢が違うので、位置づけも自ずと違ってくる。でも嫌いなわけでは決してない。『Bloodsuckers』だって、ファースト・インプレッションではノーコメントとか言っていたくせに、今は気がつくとノリノリで♪Give us the blood♪なんて口ずさんでいたりするし。「Give us the blood」って……!(笑)

 でもそう、この手の楽曲は、口ずさむのがせいぜいで、カラオケには向いてない。一緒にだって歌えない。当たり前だ。あんな歌、どうやって歌えっていうんだ。それも位置づけが変わる理由のひとつかも。歌う曲じゃなくて、聴く曲でもなくて、聞く曲? というと、ちょっとイメージ悪いかな。別にネガティブな意味ではなくて、なんというか、体で感じる曲。それはそれで気持ちいい。ただ、感情に訴えてはこない。

 というわけで、今回のアルバム曲での私のお気に入りは、けっきょく『Zero』『Ghost』『Inside Myself』という、オーソドックスなあたりに落ち着いて、VAMPSファンとしてはやはり非国民気分です。HYDEのしたり顔が目に浮かぶようだわ。女性はこういう曲好きだよね、的な。確か『EVANESCENT』のときも、そんなようなことを言っていた。完全に狙ったようなことをね。わかっていてもハマる自分がちょっと悔しい。

 とくに『Ghost』は、最初に聴いたときより、今のほうがずっと好きかも。前にも言ったけど、彼の書く英詞がけっこう好きで。正誤はともかく(くどいって)、洋楽とも邦楽とも違う独特の流れでくるから、すごく新鮮だし、何よりも、歌ってみたときに本当に気持ちいい。『Ghost』はその典型。サビもそうだけど、Bメロの♪Beautiful you--I see♪を、「You (are) beautiful」とはしないで、「Beautiful you」としたところに、ときめいてしまうのね。「美しい君」は用法としては微妙だけど、「美しい、君は」と倒置的に捉えると、単語の配置としては絶妙だなーと。

 『Zero』の♪just where do you belong?♪もそう。「just where do」で一拍おいて、「you belong」と歌う。英語的にそんなところで切るなんてありえないけど、それが逆に癖になるんだ。ああ、HYDE!って感じがすごくする。これは、ぜひ自分で歌って実感してほしいところ。

 という話を友だちにしたら、「licoは感覚がネイティブだからね」とからかわれた。いや、そういうことじゃなくてね。でもまあ、確かに感覚的にすぎる薀蓄ではあるかな、けっきょく「理解不能」と突き放されました。伝わらないなー。VAMPSのファンの方々は、このへん、どう感じているんだろう。同じように考えている人もいるかな。それとも、こんなマニアックなところに萌えるのは、私くらいなものでしょうか。何いってんの、この人?って感じ?

 一方で、冷静になると逆に残念に感じちゃうのは、毎度のことながら、歌の世界観。だからほら、今さらこんなことを言うのは反則なんだよ、吸血鬼とか幽霊とか、そういうオカルト的な前提があってこそのVAMPSなんだから。でも、やっぱりちょっと萎えるのよね。インタビューで「初体験はいつですか」と訊かれ、「僕もう2000年近く生きてるので」って返しは、ネタとして笑えるしナイスだけど、歌や詞で吸血鬼の運命や悲哀を真剣に嘆かれても……ねえ?

 あげて落としました(笑)。

 そういえば、ネットでひとつ、衝撃的な感想を見かけた。たった一言、「シングル曲とゴースト(だったかな)以外、全然よくなかったんだけど」と書いている人がいて、しかも「w」マークつき。ファンって残酷だなーと思いました。まあ、それがその人の率直な感想だったのだろうから、別に口に出しちゃいけないとは言わないけれど、きっと自分で何かを創造したことがない人なんだろうな、仮にも自分の好きなミュージシャンが、一年近くかけて、やっとこさ創りあげた作品に対する言葉としては、ちょっと愛が足りないかな、なんて思っちゃいました。

 あれ、おかしいな。こういう話をしたかったんじゃないんだけどな。毎度毎度、なぜか脱線して、そのまま元に戻らないっていう。仕方ない、タイトル変えますか(苦笑)。

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