licoのわらえば

なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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大阪旅行

 大阪から満身創痍で帰宅して10日、ようやく疲れがとれてきた。どうだった? 楽しかった? と、いろんな人に訊かれるのだけれど、いやもう大変だった! としか言いようがなく。暑さと混雑に、完膚なきまでに叩きのめされた旅だった。

 その前の週、東京はもうずいぶんと涼しくなっていて、秋の陽気といってもよいほど。それだからなおさら、大阪での連日の猛暑は体に堪えた。そのうえ、どこへ行っても、人、人、人でしょ。1メートルとまっすぐ歩けず、公衆トイレを利用しようものなら行列、食事をしようとレストランを探せばそこもまた行列。が、つねに時間に追われていて、並んで待つ余分な時間なんて、これっぽっちもないのね。

 結果、トイレを半日我慢し、昼食はモスバーガー、夕食は阪急の惣菜売り場で買ったおにぎりですませるハメに。トイレマターとレストランマターは、けっきょく最後まで解決も改善もされず、旅の快適度はそれだけでマイナス50くらい。1泊3万もするゴージャスなホテルも、夜遅く帰ってシャワーを浴びて寝るだけ。せっかく大阪に行ったというのに、たこ焼きもお好み焼きも食べられず、なんなのよこれー! 切なすぎる! といった次第。

 おまけに、大阪・梅田周辺の地理は、噂に聞いていたとおり、本当にわかりづらくて、それがまたストレスで疲労に拍車をかけた。出発前、『梅田なんて大嫌い』と題されたブログをたまたま目にしたのだけれど、聞けば(読めば?)方向音痴の筆者さん、時間制限があるなか、梅田でさんざん迷子になったらしく、ははあ、方向音痴の方は大変ね、なんてヒトゴトのように笑っていたわけですが。方向音痴どころか、DNAレベルに方向感覚と帰巣本能がインプットされているこの私が、なんと、迷った。梅田駅で。それほどに複雑な大阪・梅田地区。

 だいたいJR大阪駅だけでも充分でかくて混みあっているのに、地下鉄御堂筋線の梅田駅が直結してて、ちょっと離れたところに阪急梅田駅と阪神梅田駅がそれぞれあって、付近には四つ橋線の西梅田駅と谷町線の東梅田駅もあって、そのどれもにバカでかいショッピングモールやらデパートやらがくっついていて、ネットで検索すると、どこも徒歩圏内と書いてあり、そりゃ10分とか15分とかいわれれば徒歩圏内には違いないけど、実際に歩いてみると、おいおいマジかよ、えらく遠いじゃないの! それ、地理が全部頭に入っている身軽な地元民が、まったく迷わずに超最短距離をとった場合の時間だよね、みたいな。

 しかも、初日から手足ともに爪をやられてしまい、そんな些細な怪我が、なぜこうも痛むのかと歯噛みするほどにじわじわと気力をも蝕む。くたびれ果ててもう一歩も歩けないと泣きそうになっても、タクシーの一台も見当たらず、どこだよここは、アメリカかよ、とやけくそでツッコミを入れながら、それでも歩かなければどこへも辿りつけないとは、ああ、なんてヘルプレス! 大阪は思っていたよりずっと大きな街でした。そして、都会でありながら東京とはずいぶんと勝手が違って、実に不便。梅田なんて大嫌い、はあながちヒトゴトではなかったかも。

 そうはいっても、初日のライブはめちゃくちゃ楽しくて、こんなに気分が上向いたのは久しぶり。今までのライブと比べてもいちばんわくわくしたし、恥も外聞も照れもなく、歌って踊って騒いではしゃいで、ホント楽しかった。

 ファンクラブ当選分だったせいか、初日はかなりよい席で。後方の入場口からいくつものブロックを通りすぎてもまだ先なの。ひゃあ、こんなに前のほうでいいのかしら、ステージ近~い、ちっちゃなhydeが肉眼で見えちゃうよ、モニタも真正面だよ~というくらいの良席。スタジアムなら間違いなくアリーナ席。音もステージもL'Arcさんたちも近いので、周囲の盛りあがりも全然違う。ああ、アリーナはいつもこんな感じだったのねって、その時点でもうくたくただったのに、どこにそんな体力が残っていたのか、暴れまくった。

 hydeのMCはどれも好感が持て、しみじみしたり、ほのぼのしたり、いい感じだった。ちゃんとL'Arcのhydeだった。VAMPSとは別人だった。モニタに映しだされるアップを見ると、さすがに歳とったなーと思わずにはいられないけれど、お顔のお肉はいくらか落としてきてくれたみたいで、子どもみたいにはしゃぐ大人、その一挙手一投足に、付近からはたびたび「かわいい~」と声があがり、40代半ばの男性にかわいいって……と冷笑する理性とは裏腹に、そうね、あれは確かにかわいいかも知れない。

 新曲もちゃっかり用意されていた。初披露された『Wings Flap』は、疾走感あふれるポップでキャッチーな曲。久しぶりに爽やか系かと思いきや、実は忘れられない恋を振りきろうとする切ない歌。2番のサビ、♪君なんてもう だいきらい きらい きらい♪では、まさに狙いどおり、胸きゅんしたファン数知れず。私はといえば、お得意のこじつけで、当時どっぷりハマって読んでいたドン・ウィンズロウの小説『犬の力』のメインキャラ、高級娼婦のノーラと殺し屋カラン、麻薬王アダンの皮肉な生き様を連想し、どこがどうとはっきり言えないのだけれど、なんとなく共通する空気を感じたり。

 つまるところ、それほど贅沢じゃないはずの私の希望は、なんだかんだで全部叶えられていたような。レア曲やや多めでセットリストは期待以上だったし(とくに『Wind of Gold』は感涙もの)、暑かったけど寒くはなく、雨も降らず、hydeさんはそれなりに美しく、何よりも歌が上手で美声だった。率直に言って、運営はひどかった。会場もひどかった。日陰なしの炎天下、狭いし、埃っぽいし、息苦しいし、身動きもとれず、過酷としかいいようのない状況で段取りも悪く、まるでサバイバル。でも、それを補って余りある良質なライブでした。

 けっきょくそれで全部報われてしまうのね。目的は果たせたし、その唯一絶対の目的が最高に楽しかったんだもの、ほかはもうなんでもいい、すべてチャラかなと。大阪とはどうも相性が悪かったみたいだけれど、後悔はしていない、行ってよかった。そんな結論。でも2日目のライブの記憶は抹消しました。席のせいばかりではないと思うの。初日の焼き直し、しかも失敗バージョンで、あれが国内外のライブ・ビューイングで公開されたのかと思うと残念でならない。BD化するなら、ぜひとも1日目を。

20150921_四天王寺_convert20150921_Hotel_convert.jpg20150921_hotel3_convert.jpg20150923_旧灯台_convert

写真:左から四天王寺 金堂と五重塔、ホテルの部屋、ホテルのテラスから見た大阪の夜景、旧堺燈台と巨大壁画

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【メモ】
LIVE 2015 L'ArCASINO 1日目(2015.9.21)セットリスト

01. SEVENTH HEAVEN
02. Link
03. Pretty girl
04. Blurry Eyes
05. flower
06. and She Said
07. ROUTE 666
08. HEAVEN'S DRIVE
09. Wind of Gold
10. ALONE EN LA VIDA
11. MY HEART DRAWS A DREAM
12. trick
13. REVELATION
14. CHASE
15. X X X
16. TRUST
17. Wings Flap
18. Caress of Venus
19. Driver's High
20. HONEY
21. STAY AWAY
22. READY STEADY GO
23. あなた

LIVE 2015 L'ArCASINO 2日目(2015.9.22)セットリスト

01. SEVENTH HEAVEN
02. Driver's High
03. Pretty girl
04. Blurry Eyes
05. flower
06. and She Said
07. ROUTE 666
08. HEAVEN'S DRIVE
09. Wind of Gold
10. It's the end
11. MY HEART DRAWS A DREAM
12. trick
13. REVELATION
14. CHASE
15. X X X
16. TRUST
17. Wings Flap
18. Lies and Truth
19. Link
20. HONEY
21. STAY AWAY
22. READY STEADY GO
23. Pieces

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