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なんとなくな日常と気のむくままの創作雑記

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能登、金沢、福井東尋坊の旅 1日目

 忘れてしまうにはあまりにも惜しい旅なので、覚えている範囲で記録を。

 2016年5月28日から3泊4日で能登、金沢、福井東尋坊へ行ってきました。

 新幹線は8時12分東京発のかがやき521号。自宅から東京駅までは30分程度なのに、バスの時間やら電車の時間やらトイレタイムやらを考慮し、家を出たのは6時半。起きたのは5時。旅の初日の5時起きは、まあデフォルトですかね。新幹線の旅はまだ慣れていなくて、必要以上に時間に余裕を見てしまうのね。乗り遅れたら大変! と、それだけが心配で。

 10時47分、金沢駅到着。噂にたがわず、広くてきれいな駅でした。けれど、このときはまだ、「世界でもっとも美しい駅14選」に選ばれた所以である、能楽の鼓をモチーフにした東口の「鼓門」にはお目にかかれず。この日は観光しながら能登へ向かう予定で、10分刻みでスケジュールを定めていたため、寄り道している暇はないとばかりに予約していた西口のレンタカー店へ直行。西口のロータリーも、睡蓮の咲く池や花壇、巨大オブジェなどが配してあって素敵でした。ちなみにレンタカーは白のTOYOTAアリオン。

 金沢駅から県道60号を北上し、内灘を経由してのと里山海道へ。以前は有料だったらしいこののと里山海道を、さらに北上すること40分、今浜から最初の目的地、千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイに突入。ドライブウェイが目的地って変だけど、実はここ、日本で唯一、波打ち際の砂浜を車で走ることができる観光道路なんです。全長およそ8キロ。

 砂浜を観光バスまでが連なって走ってゆく光景は一種異様、でもなんだかおもしろい。そして実際に自分で走ってみてどうかといえば、最高でした! 超気分いい! このときは残念ながら曇天だったのだけれど、白く煙ってぼやけた海岸線がこれまた寂しげでなんともいえずよい雰囲気。オフシーズンで車が少なかったのもよかった。ここで渋滞にハマりたくはないものね。

20160528_driveway_convert.jpg 千里浜なぎさドライブウェイ

 14時、2番目の目的地、能登半島の巌門(がんもん)に到着。「日本海の荒波が造りだした大自然の造形美」といわれる巌門は、海に張りだした岩盤にぽっかりと開いた洞門で、高さ15メートル、奥行きは60メートルもあるのだとか。じき近くまで行けるというので降りていってみると、岩肌を滑りおちる繊細な白い滝といい、エメラルドグリーンに輝く透きとおった海水といい、眼前にそびえたつ鷹の巣岩の岩峰といい、どこだここは、中国の秘境かと目を疑いたくなるような、これまで私が見知っていた日本の風景とはまた違った絶景がそこにあった。自然ってすごい。

20160528_鷹の巣岩_convert20160528_巌門_convert 左:鷹の巣岩、右:巌門

 巌門洞窟を徒歩で抜け、再び崖をあがってゆくと、今度は眼下に千畳敷岩が広がる。千畳敷というだけあって、実に広い。そして低い。海面ぎりぎり。どうやら満潮時には海に沈むらしい。私が訪れた時間帯はちょうど干潮で運がよかった。ぼこぼこの岩に足を取られないよう気をつけて進むと、海のすぐ近くまで行くことができる。が、やはり足がすくむ。岩の間に流れこんで溜まった水は、透きとおっていてとてもきれい。このころにはちょうど陽が射してきて、どこもかしこもきらきらしていた。

20160528_千畳敷岩_convert20160528_千畳敷岩2_convert_ 巌門 千畳敷岩

 続いて、松本清張の映画『ゼロの焦点』のロケ地となったヤセの断崖と、隣接する景勝地、義経の舟隠しを目指す。巌門から30分、のはずが、たぶん(?)道に迷っていて、ここで若干時間をロスした。レンタカーのナビが使えなくて独自走行するも、住宅地に入っていってしまったり、港に突き当たって道がなくなってしまったり、両側を草むらに覆われた、誰も通らないような細い山道をひた走ったり、ちょっとどきどきした。地図によると一本道のはずなんだけど、どこかで間違えたのかな、どうも遠回りしたっぽい。それでもまあ、なんとか辿りついた。

 ヤセの断崖は、むかし、土地がやせていたこと、また、断崖に立つと身がやせる思いがしたことからつけられた名前だそう。が、2007年の能登半島地震でけっこうな範囲が崩落してしまったようで、遊歩道などは整備されているものの、崖そのものはもはや本来の姿ではなくなっているもよう。義経の舟隠しは、義経と弁慶が兄、頼朝の追手から逃れる際、入り江に48隻もの舟を隠したとされる岩場だとか。

20160528_ヤセの断崖_convert20160528_ヤセの断崖2_convert20160528_義経_convert 左:ヤセの断崖、中央:ヤセの断崖から見た関野鼻、右:義経の舟隠し

 これまたどちらも足がすくむ断崖絶壁で、とくに義経の舟隠しは柵が海側に傾いていたり、普通に柵のない箇所があったりと、立っているだけで肝が冷える思いだった。それにしても、断崖に在って上から写真を撮るというのは、なかなか難しいのね。強調したい高さがわかりづらいというのもあるし、そもそも比較する対照がないので大きさが伝わらない。いずれも緑が青々としていて美しく、いい時期に来たなと大満足。

 この日最後の目的地は、増穂浦海岸の世界一長いベンチ。という名でありながら、今は世界で3番目になってしまったんだって。全長460.9メートル。観光用に作られたもののようだけれど、私、こういうの何気に大好きで。海岸沿いに、海のほうを向いてずらっと並ぶベンチ――なんというか、浪漫があるじゃない。発想が日本っぽくないよね。ケープコッドの海辺を思い起こさせるような風景だった。といっても、ケープに長いベンチがあるわけではないのだけれど。ともあれ、人影まばらで素敵な眺めでした。日没までいられなかったのが残念。

20160528_長いベンチ_convert 増穂浦海岸 世界一長いベンチ

 この日の宿は和倉温泉の虹と海。増穂浦海岸から西へ進路をとり内浦の七尾湾へ抜ける。チェックインは18時、ほぼ予定どおりでした。ここに2泊したのだけれど、とてもお洒落な宿で感嘆しどおし。入口からして少し変わった造りになっていて、フロントやロビー、客室に飾られている絵や小物がかわいらしくもアーティスティックで、多分に若い女性を意識した感じ。そのうえ、ホテルのうしろ側は海に張りだす格好になっていて、部屋まで断崖絶壁、窓の外は一面海でこちらも絶景っていう。機会があれば、ぜひまた泊まりたいお気に入りの宿になりました。

20160528_hotel1_convert.jpg20160528_hotel2_convert.jpg 左:ホテルの窓から見た景色、右:ホテル入口

※ 日付はバックデイトです。

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